外枠の対応を考える

今回の説明には、以下のテーマをサンプルとして使います。

XOOPS 側の akiko01 は大変シンプルなテーマで見やすいと思います。
一方、WordPress のテーマ Acosmin v4 は、たまたまこの間、colissさんのサイトで紹介されていたというだけで、それ以外の理由はありません。説明に適していたかどうかは不明。

まずは、それぞれのテーマの外枠を比較してみましょう。
それぞれ、ソースコードを見て、外枠で使われている div の id を拾っていきます。ただし、WordPress のテーマは幾つかの PHP ファイルに分かれて作られているので、貼りあわせてやる必要があります(「PHPファイル」といっても、中身はほとんどHTMLなのでたぶん大丈夫でしょう)。

Acosmin v4 にはたくさんの php ファイルが含まれていますが、このうち外枠で使われているのは以下の4つです。

XOOPSのテーマとして使いますので、これら4つの中身をこの順番につなげて、theme.html という名前(XOOPSテーマの決まりごとです)で同じフォルダに保存してください。

さて、akiko01 と Acosmin v4 の構造を比べたのが下図です。

対応関係を見ると、

  • header == headColumn
  • posts == CenterColumn
  • sidebar == RightColumn
  • footer == FooterBar

になりそうです。この辺りは勘ですが、なんとなく分かりますよね?

次に、これらにXOOPSのコンテンツ・ブロックを表示させるためのコードを埋め込みます。

それはどんなコードかというと、akiko01 の theme.html から拾えます。
まずは右カラム(id:RightColumn)を取り上げてみましょう