モジュールを作ろう!(5) いよいよ作成
今回はいよいよモジュールの中身の作成を始めます。
modulename
まずは,Cubson を立ち上げたら以下のコマンドを入れます。
modulename {modulename}
{modulename} のところには makeproject の時に入力したモジュール名を入れてください(例:modulename bookmark)。
このコマンドは,どのモジュールのコードを生成するかを指定します。今は作っているモジュールが一つだけなのでぴんと来ないかも知れませんが,いくつもモジュールを作っていると,Cubson はどのモジュールに対してコードを生成すればいいか判断できないので,このコマンドで教えてやります。
一度指定すると,あとで modulename コマンドをもう一度実行するか,Cubson を終了するまで有効になります。
wizard
modulename でモジュールを指定したら,いよいよ wizard コマンドです。
wizard {tablename}
{tablename} には,前回 phpMyAdmin などで作成したテーブルの名前を入れます。このとき,xoops および module nの prefix は除きます(例:wizard bm*1)。
上手くいっていれば,Cubson の画面にたくさんの行が送られていきます。1,2分くらいかかるかも知れません。
wizard コマンドは,Cubson のいくつかのコマンドをまとめて実行する便利コマンドです。
動作確認
wizard コマンドの処理が終わったら,一通り動くモジュールは完成です。早速確認してみましょう。
あわてず,生成されたコードを XOOPS のモジュールフォルダに移し,まだモジュールをインストールしていなければインストール,インストール済みであればアップデートしてください。
そのあと,以下の URL にアクセスします。
{xoops_url}/modules/{modulename}/index.php?action={Tablename}Edit
- {xoops_url}
- xoops のインストールされているディレクトリ。XSAS だと http://localhost/html など。
- {modulename}
- makeproject コマンドで入れたモジュール名。例:bookmark
- {Tablename}
- wizard コマンドで入れたテーブル名。1文字目は大文字にする。例:Bm
例:http://localhost/html/modules/bookmark/index.php?action=BmEdit
これで,編集画面が表示されれば成功です。実際に登録してみると,登録はされますが一覧表示の時にエラーになってしまいます。次回はその辺りの調整について。
*1:"wizard ad1ud9_bookmark_bm" や "wizard bookmark_bm" ではない